がん・難治性疾患総合治療研究報告書
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症例編 頸椎ヘルニア・むち打ち症 |
頸椎ヘルニア・むち打ち症等の改善技術 基本ポイント |
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基本ポイント①
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基本ポイント①に従った実施写真。
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基本ポイント②
基本ポイント①の上下椎間にシーリングポイントを設置。 |
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基本ポイント②に従った実施写真。 |
注意事項:頸椎の障害・むち打ち症と、脊椎間狭窄や椎間板ヘルニアには共通点が多くあります。影響の出る部分が上肢と下肢に分かれますが、脊椎を中心とする周辺組織(神経・靭帯・筋肉等)に障害が起こります。
頸椎間は腰椎間より狭いため、椎間の位置を正確につかむことが大切です。 |
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頸椎部損傷の循環代謝機能改善技術による効果確認 |
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頸椎の障害による症状は多様であり、その多くは神経網に沿った形で神経ラインや循環代謝機能にも問題が生じている場合があります。
原発的な患部と、その影響を受けた遠隔部の両面に対する対処が必要です。 |
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基本ライン
一般的に頸椎の障害は、上肢に痺れ・むくみをもたらす場合が多くみられる。
頸椎患部から右上肢の循環代謝促進ポイントライン。 |
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基本ラインを実施した写真。 |
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基本的に、頸椎患部より遠隔障害部位に対して、神経ラインに沿ってポイントを設定。
症状の軽重によってシーリングラインの長短を判断する。
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遠隔障害部位が上腕前面部の場合、頸椎患部より上腕前面部に向かって二本目のラインを設定。
筋肉層の下部にあるため、深めの丁寧な反復シーリング(3セット)が効果的。
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「SCDI」方式の効果は、循環代謝機能の回復と同時に短期間で確認できます。
しかし、効果の定着には「SCDI」方式の継続が必要であり、症状の軽重によって治療期間の短長が
決まります。 |