【連載⑤】医師が勧める「天然鉱石シール」療法  
 
 あらゆる病気の改善に必要な体液循環を促進する 
 「天然鉱石シール」の  
 即効性と持続性が生活の質を高める  
    
終末期の患者さんが持つ生命力が発揮される 


松永博喜先生

1981年、福岡大学医学部を卒業後、約20年間、病院長・院長を
歴任し、精神科医としてキャリアを積む。
2010年2月、「松永ひろきクリニック」を東京・新橋に開業。
得意分野は、精神分析的、精神病理学的精神療法、東洋思想
を駆使したカウンセリング。クリニックのホームページは
http://www.mh-clinic.com



甲状腺ガンによい 「天然鉱石シール」の貼り方



頚部のリンパの流れ





首から鎖骨にかけて、リンパの流れに沿って貼る

 誰でも「オギャー」と生まれ落ちたからには、刻一刻と死に近づいているといえます。最近は、「終活」という言葉を耳にすることが多くなりました。終活とは、自分の死に方、死後の葬式や墓、相続などについて、生前に準備をする活動です。
 昔と違って治療法や延命措置法が進歩しているがゆえに、”いかにして人間らしく死んでいくのか”という尊厳死の問題は、重要なテーマです。
 
 私自身は、自分の家で家族に看取られながら、最期の生命を全うすることが望ましいと考えています。
 ガンなどの難治性の病気になった場合、治療法には外科手術や放射線治療、抗ガン剤などの化学療法などがあります。

 しかし、ガンが進行し終末期になると、ホスピスへの入居を勧められることになります。
 ガンの終末期では、多くの場合、多臓器不全の状態に陥ります。体液の循環や代謝の機能は低下し、腹水や胸水、浮腫に悩まされ、もはや、積極的な治療はできません。
 このときに望まれるのは、いかにして苦痛を緩和し、できるだけ全身を良い状態に保ち、平穏な療養生活を送れるか。頼るところは、生命力だけです。血液やリンパ液などの体液循環を促して、代謝機能を強化することが重要になります。

 現代医学では、ビタミンやブドウ糖などの点滴を行い、水分も補給しますが、十分ではありません。また、過剰に行うと、かえって患者さんを苦しめることになります。

 私は、終末期の多臓器不全の患者さんに負担のない治療法として、「天然鉱石シール療法」を勧めています。
 天然鉱石シールとは、天然石を微粉末にして高温高圧処理を施し、薄い凸状に成型したセラミックチップを体に貼れるようにした物です。

天然鉱石シールにある三つの基本作用、

①遠赤外線作用
 3~1000ミクロンの波長である遠赤外線を継続的に放射し、患部を温める
②マイナスイオン作用
 ホルミシス(微弱放射線)作用により発生。酸化を防ぎ、心身の疲労を軽減する
③微弱磁性作用
 血液のサラサラ度合いを高めて、体の代謝活動を促進する
 
が血液やリンパ液などの体液循環を促進して、細胞の代謝機能を改善します。
 その結果、終末期の患者さんに残されている生命力が発揮されるようになります。

 実際、天然鉱石シールを貼ることで、腹水や胸水、全身の浮腫が取れ、QOL(生活の質)が改善し、食事もできるなど、最低限の日常生活を送れた例は、たくさんあります。
 ある会社経営者の男性は、肺ガンの末期で胸水もたまっていました。鉱石シールを貼ることで胸水が引いて退院でき、最期を家庭で平穏に過ごすことが出来ました。残念ながら亡くなりましたが、どうしてもやり遂げたかった会社の残務整理を済ませることが出来たのです。

 また、鉱石シールを貼ることで、全身がよい状態に保たれ、社会生活に復帰した人も少なくありません。
 2009年に甲状腺ガンが発見され、医師に甲状腺の全摘出を勧められた68歳の女性は、手術を断り、天然鉱石シール療法を続けました。すると、その後しばらく、検査でガン細胞が検出されませんでした。
 2012年3月に、再びガン細胞が見つかったものの、作用が強い天然鉱石シールを貼ったところ、同年9月の検査でガン細胞は検出されず、「手術の必要はない」と診断されました。現在も、普通の生活を送れています。

 私のクリニックでは、天然鉱石シール療法の普及の為に、山本誠氏(イオンシーリング研究所所長)と研究室を併設し、健康指導教室を開催して、理論と実践法を伝えています。
 天然鉱石シール療法が、治療法の新たな選択肢の一つとなること、多くの人がこの療法で痛みなどの症状から解放されることを、私たちは願っています。
  
 
  
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